【第一三共(4568)徹底解説】世界で戦う日本の製薬会社!初心者にも分かる株価・配当・将来性を解説

医薬品株への投資を考えている人なら、一度は耳にしたことがあるのが第一三共(4568)です。

抗がん剤を中心とした医薬品開発で世界トップクラスの技術を持ち、近年は株価も大きく上昇したことで、多くの投資家から注目を集めています。

この記事では、

  • 第一三共ってどんな会社?
  • 現在の株価や配当金は?
  • 株主優待はある?
  • 将来も成長できる会社なの?

という疑問を初心者にも分かりやすく解説します。


第一三共(4568)の基本情報

項目内容
会社名第一三共株式会社
証券コード4568
市場東証プライム
業種医薬品
設立2005年(第一製薬と三共が経営統合)
本社東京都中央区
主力事業医療用医薬品の研究・開発・販売

第一三共は、日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界中で医薬品を販売しています。

特に近年はがん治療薬(ADC:抗体薬物複合体)の開発で世界的な評価を受けています。


現在の株価情報

2026年8月時点では、

  • 株価:約2,700〜2,900円前後
  • 売買単位:100株

そのため、

約27〜29万円程度から投資できます。

※株価は毎日変動するため、購入前には最新の株価を確認しましょう。


配当金は?

第一三共は近年、配当金を積極的に増やしています。

2027年3月期会社予想では

  • 年間配当:100円
  • 配当利回り:約3.5%前後

となっています。

製薬会社としては比較的高い配当利回りとなっています。

配当金シミュレーション

100株保有

年間配当

100円×100株

10,000円


300株保有

年間配当

100円×300株

30,000円


500株保有

年間配当

100円×500株

50,000円


1,000株保有

年間配当

100円×1,000株

100,000円

配当金だけでも長期保有する魅力があります。


株主優待はある?

結論からいうと、

第一三共には株主優待制度はありません。

会社は株主還元について、

「株主優待よりも配当金を重視する」

という方針を採っています。

そのため、

  • 配当金
  • 自社株買い

による株主還元が中心です。

第一三共の主力製品

第一三共は数多くの医薬品を販売しています。

代表的なのは、

エンハーツ

世界中で販売が拡大している抗がん剤です。

乳がんだけでなく、

  • 胃がん
  • 肺がん
  • 大腸がん

など適応拡大が期待されています。

現在の第一三共の成長を支える最大の製品です。


リクシアナ

血液をサラサラにする薬として世界各国で販売されています。


第一三共ヘルスケア

一般の人に馴染み深い

  • ルル
  • マキロン
  • ロキソニンS
  • トラフル

などもグループ会社が販売しています。

ドラッグストアで見かけたことがある人も多いでしょう。


第一三共が注目される理由

最大の理由は

抗体薬物複合体(ADC)

という最先端技術です。

簡単にいうと、

「がん細胞だけを狙って薬を届ける技術」

です。

従来の抗がん剤より副作用を抑えながら高い治療効果が期待されています。

この技術を世界トップレベルで持っていることが、第一三共の強みです。

アストラゼネカとの大型提携

第一三共はイギリスの製薬大手

アストラゼネカ

と大型提携を結んでいます。

開発費を共同で負担しながら世界中へ販売する体制が整っており、

これにより数兆円規模の売上が期待されています。

この提携が現在の企業価値を大きく押し上げています。


業績は非常に好調

近年は

  • エンハーツの世界販売
  • 海外売上拡大
  • 利益率向上

によって過去最高益を更新する年が続いています。

利益が伸びることで、

今後も配当金の増配期待が高まっています。

第一三共の強み

① 世界トップクラスの研究開発力

製薬会社は新薬が命です。

第一三共は毎年多額の研究開発費を投資しています。

これが将来の利益につながっています。


② 海外売上比率が高い

国内だけではなく、

アメリカ・ヨーロッパなど海外市場で売上が拡大しています。

円安局面では利益が増えやすいメリットもあります。


③ 財務体質が健全

利益が大きく、

自己資本も厚いため、

安定感のある製薬会社として評価されています。

第一三共はこんな人におすすめ

✅ 成長株が欲しい

✅ 配当金も欲しい

✅ 世界で活躍する企業へ投資したい

✅ 医薬品株を長期保有したい

このような投資家には非常に人気があります。

第一三共の将来性は非常に高い

第一三共が高く評価されている最大の理由は、「今後も成長が期待できる医薬品」を複数持っていることです。

医薬品業界では、一つの新薬が世界で年間数千億円から数兆円規模の売上を生み出すこともあります。

第一三共は、そのような大型新薬を次々と開発しており、世界中の投資家から注目を集めています。


エンハーツはまだ成長途中

現在の主力製品である「エンハーツ」は、乳がんだけでなく、

  • 胃がん
  • 肺がん
  • 大腸がん
  • その他の固形がん

など、適応拡大が進められています。

適応症が増えるほど治療対象となる患者数が広がるため、売上の拡大が期待されます。

今後も臨床試験の結果次第では、さらに大きな市場を獲得する可能性があります。


ADC技術が今後の成長を支える

第一三共が世界トップクラスと評価されているのが「ADC(抗体薬物複合体)」技術です。

これは、がん細胞を狙って薬を届けることで、正常な細胞への影響を抑えながら治療効果を高める最先端技術です。

今後、エンハーツ以外にもADCを活用した新薬が上市されれば、成長の柱がさらに増えることになります。

海外市場の拡大

第一三共は日本企業ですが、現在は海外売上の比率が年々高まっています。

特に、

  • アメリカ
  • ヨーロッパ
  • アジア

で販売網を拡大しており、日本国内だけに依存しない収益構造を築いています。

海外市場での成長が続けば、さらなる業績拡大も期待できるでしょう。


配当金は今後も増える?

第一三共は近年、業績の拡大に合わせて増配を続けています。

もちろん将来の配当は業績次第ですが、

  • 利益の増加
  • 安定したキャッシュフロー
  • 株主還元を重視する姿勢

を考えると、今後も増配が期待される企業の一つと考えられます。

配当金を目的とした長期投資にも向いている銘柄といえるでしょう。

第一三共のリスク

どんな優良企業にもリスクはあります。

① 新薬開発の失敗

製薬会社にとって最大のリスクは、新薬開発が計画通りに進まないことです。

臨床試験で期待した結果が得られなかった場合、株価が大きく変動することがあります。


② 薬価改定

日本では国が薬価を定期的に見直しています。

薬価が引き下げられると、売上や利益に影響が出る可能性があります。


③ 特許切れ

医薬品には特許期間があります。

特許が切れると後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売され、売上が減少するケースがあります。

そのため、新薬を継続的に開発できるかが重要になります。

④ 為替の影響

海外売上が増えているため、為替相場の変動が業績に影響することがあります。

ただし、長期的には世界市場の成長が期待されているため、過度に心配する必要はないでしょう。


NISAで保有するメリット

第一三共は、NISAとの相性が良いと考える投資家も多くいます。

理由は、

  • 配当金が非課税になる
  • 長期保有しやすい大型株
  • 世界的な成長が期待できる
  • 配当と値上がり益の両方を狙える

といった特徴があるためです。

長期目線で資産形成を考える人には、有力な候補の一つといえるでしょう。

第一三共と他の医薬品株を比較

銘柄特徴
武田薬品工業高配当で世界展開が進む総合製薬会社
アステラス製薬泌尿器・がん領域に強みを持つ
大塚ホールディングス医薬品に加え、食品・飲料事業も展開
第一三共ADC技術を武器に高い成長が期待される

配当重視なら武田薬品、安定性なら大塚ホールディングス、成長性を重視するなら第一三共という見方をする投資家もいます。


第一三共は長期保有向き?

結論として、第一三共は長期保有を前提とした投資に向いている企業と考えられます。

その理由は、

  • 世界で競争力のある新薬を持っている
  • 研究開発力が高い
  • 海外売上が拡大している
  • 財務体質が健全
  • 配当金にも期待できる

といった点です。

短期的には株価が上下することもありますが、長期目線で企業の成長に期待する投資スタイルとの相性は良いでしょう。

こんな人におすすめ

第一三共は、次のような方に向いています。

  • 世界で成長する企業に投資したい人
  • 配当金を受け取りながら資産形成をしたい人
  • 医薬品セクターへ投資したい初心者
  • NISAで長期保有できる大型株を探している人
  • 値上がり益と配当収入の両方を狙いたい人

まとめ

第一三共(4568)は、日本を代表する製薬会社であり、世界市場でも存在感を高めています。抗体薬物複合体(ADC)技術を活用した抗がん剤「エンハーツ」を中心に成長が続いており、今後も新薬開発や適応拡大による業績向上が期待されています。

一方で、新薬開発の失敗や薬価改定、特許切れなど製薬会社ならではのリスクもあります。しかし、豊富な研究開発力や海外市場での事業拡大、安定した財務基盤を考えると、長期的な成長を期待する投資家にとって魅力的な銘柄といえるでしょう。

配当金によるインカムゲインと株価上昇によるキャピタルゲインの両方を狙える可能性があり、NISAを活用した長期投資先としても注目される一社です。医薬品株への投資を検討している初心者の方は、ポートフォリオの候補として第一三共をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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