「配当も優待も欲しい!」そんな人に人気の不動産株
「安定した配当金が欲しい」
「株主優待も楽しみたい」
「長期で安心して保有できる銘柄を探している」
そんな方に注目されているのが東急不動産ホールディングス(3289)です。
東急不動産HDは、東急グループの総合不動産会社として、マンション開発やオフィスビル、商業施設、ホテル、再生可能エネルギー事業など幅広い事業を展開しています。
近年はインバウンド需要の回復や都市開発の進展、さらに再生可能エネルギー事業の拡大により、将来性にも期待が集まっています。
さらに、
- 配当利回りは約3%後半
- 株主優待あり
- 累進配当方針を採用
と、長期投資を考えている初心者にも魅力的な銘柄です。
今回は、東急不動産HDの基本情報から株価、配当、株主優待まで、初心者にも分かりやすく詳しく解説します。
東急不動産HD(3289)とは?
東急不動産ホールディングスは2013年に設立された持株会社で、東急不動産を中心に複数の不動産会社を傘下に持っています。
「住まい」「働く場所」「遊ぶ場所」を幅広く手掛ける、日本有数の総合不動産グループです。
マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」は知名度が高く、全国各地で分譲マンションを展開しています。
また、ホテルやリゾート施設、ゴルフ場、スキー場なども運営しており、不動産以外の収益源があることも特徴です。
基本情報(2026年8月時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 東急不動産ホールディングス株式会社 |
| 証券コード | 3289 |
| 市場 | 東証プライム |
| 業種 | 不動産業 |
| 設立 | 2013年 |
| 本社 | 東京都渋谷区 |
| 1株価格 | 約1,300円台 |
| 売買単位 | 100株 |
100株購入する場合は、およそ13万円前後から投資できます。
不動産大手の中では比較的購入しやすい価格帯で、初心者でも始めやすい銘柄と言えるでしょう。
現在の株価・配当情報
2026年8月時点の目安は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 株価 | 約1,300円台 |
| 年間配当予想 | 50円 |
| 予想配当利回り | 約3.7% |
| PER | 約11倍前後 |
| PBR | 約1倍前後 |
※株価や利回りは日々変動するため、投資前には最新情報をご確認ください。
配当利回りは日本株全体と比較しても高めの水準で、配当収入を重視する投資家から人気があります。
東急不動産HDの事業内容
東急不動産HDは、一つの事業だけではなく、複数の事業を展開しています。
① 都市開発・オフィス事業
渋谷をはじめとした都市部でオフィスビルや商業施設を開発・運営しています。
大型再開発への参画も多く、長期的に安定した賃貸収入を得られることが強みです。
② マンション・住宅事業
「BRANZ(ブランズ)」ブランドを中心に、新築分譲マンションや戸建住宅を全国で展開しています。
住宅需要が続く限り、安定した収益が期待できる主力事業です。
③ ホテル・リゾート事業
全国各地でホテルや会員制リゾート、ゴルフ場、スキー場などを運営しています。
旅行需要やインバウンド需要の回復が追い風となり、業績への貢献が期待されています。
④ 再生可能エネルギー事業
近年特に力を入れているのが、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー事業です。
ESG投資への関心が高まる中、この分野は将来の成長エンジンとして注目されています。
東急不動産HDの強み
① 事業のバランスが良い
マンションだけに依存せず、
- オフィス
- 商業施設
- ホテル
- リゾート
- 再生可能エネルギー
など複数の事業を展開しているため、景気変動の影響を受けにくい点が魅力です。
② 安定した配当方針
東急不動産HDは株主還元を重視しており、2025~2027年度は「配当性向35%以上」「累進配当(原則として減配しない方針)」を掲げています。
このような方針は、長期保有を考える投資家にとって安心材料の一つです。
③ インバウンド回復の恩恵
ホテルやリゾート施設を運営しているため、訪日外国人旅行者の増加は業績の追い風となります。
観光需要がさらに拡大すれば、収益の押し上げ要因となるでしょう。
株主優待
東急不動産HDでは、100株以上保有する株主を対象に、グループ施設で利用できる優待制度を実施しています。
主な優待内容は次のとおりです。
- 東急ステイなど対象ホテルの宿泊優待
- ゴルフ場の利用優待
- スキー場のリフト券割引
- フィットネスクラブなどの優待
さらに、500株以上を3年以上継続保有すると、保有株数に応じた株主優待ポイントが付与される長期保有制度もあります。
旅行やレジャーを楽しむ方にとっては、配当だけでなく優待も活用できる魅力的な内容となっています。
配当金シミュレーション
東急不動産HDは、安定した配当金を重視する投資家から人気があります。
2026年8月時点では、年間配当予想は1株あたり50円となっています。
では、実際にどれくらいの配当金が受け取れるのか見てみましょう。
| 保有株数 | 年間配当金(予想) | 税引前 |
|---|---|---|
| 100株 | 5,000円 | 約5,000円 |
| 300株 | 15,000円 | 約15,000円 |
| 500株 | 25,000円 | 約25,000円 |
| 1,000株 | 50,000円 | 約50,000円 |
※税引前の金額です。実際の受取額は税金が差し引かれます。
100株であれば約13万円前後の投資で年間5,000円の配当が期待できるため、銀行預金より高い利回りを期待する投資家にとって魅力があります。
NISAで保有するとさらにお得
新NISAの成長投資枠で東急不動産HDを購入すれば、配当金に通常かかる約20%の税金が非課税になります(制度の範囲内)。
例えば100株を保有し年間5,000円の配当を受け取る場合、通常の課税口座では税引後の受取額は約4,000円程度ですが、NISAなら配当金をそのまま受け取れる可能性があります。
長期で保有するほど、この差は大きくなります。
業績と今後の成長性
東急不動産HDは、不動産市況だけでなく、複数の成長分野を持っていることが特徴です。
① 都市再開発
渋谷エリアをはじめとする大型再開発への参画により、オフィスビルや商業施設からの安定した賃貸収入が期待されています。
都市部の再開発は数年から十数年単位で進むため、長期的な収益基盤となる可能性があります。
② インバウンド需要
訪日外国人旅行者の増加により、ホテルやリゾート施設の利用者数は回復傾向にあります。
今後も観光需要が拡大すれば、宿泊・レジャー事業の収益増加が期待できます。
③ 再生可能エネルギー
太陽光・風力発電などの再生可能エネルギー事業にも積極的に投資しています。
世界的な脱炭素化の流れを考えると、この分野は将来の成長エンジンとして期待されています。
東急不動産HDに投資するメリット
高めの配当利回り
年間配当利回りは約3%後半と、日本株の中でも比較的高い水準です。
長期で配当金を積み上げたい方には魅力があります。
株主優待も楽しめる
ホテルやゴルフ場、スキー場など、東急不動産グループの施設を利用する人にとっては、優待を活用することで家計の節約にもつながります。
500株以上を長期保有するとポイント制度も利用できるため、長く持つほどメリットが大きくなります。
事業の分散が進んでいる
マンション販売だけではなく、
- オフィス
- 商業施設
- ホテル
- リゾート
- 再生可能エネルギー
など幅広い事業を展開しているため、一つの事業が不調でも他の事業が支える構造になっています。
株主還元に積極的
会社は配当性向35%以上を目安とし、累進配当方針を掲げています。
「長く株を持ってほしい」という姿勢が伝わる点も評価されています。
デメリット・注意点
もちろん、メリットだけではありません。
不動産市況の影響を受ける
金利上昇や景気悪化により、不動産市場が低迷すると業績へ影響する可能性があります。
金利上昇リスク
不動産会社は借入金を活用して事業を行うケースが多いため、金利が上昇すると資金調達コストが増える可能性があります。
景気に左右される事業もある
ホテルやリゾート事業は、景気や旅行需要の変化に影響を受けやすい点にも注意が必要です。
東急不動産HDはどんな人におすすめ?
東急不動産HDは、次のような方に向いている銘柄です。
- 初めて高配当株を買いたい人
- 配当金を長く受け取りたい人
- 株主優待も楽しみたい人
- NISAで長期保有したい人
- 安定した大型企業へ投資したい人
一方で、短期間で大きな値上がり益を狙いたい方には、やや物足りなく感じるかもしれません。
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まとめ
東急不動産ホールディングス(3289)は、総合不動産会社として幅広い事業を展開し、安定した収益基盤を持つ企業です。
高めの配当利回りに加え、株主優待や累進配当方針など、長期投資を重視する株主にとって魅力的なポイントがそろっています。
一方で、不動産市況や金利動向などの影響は受けるため、投資する際は業績や経済環境も定期的に確認することが大切です。
「配当も優待も楽しみながら、長期で資産形成をしたい」という方にとって、東急不動産HDは有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
今後も再開発や再生可能エネルギー事業、ホテル・リゾート事業の成長が続けば、企業価値のさらなる向上にも期待が集まります。
配当金を積み上げながら、中長期でじっくり保有を検討したい銘柄です。
