「ベイカレントってどんな会社?」
「コンサルティング会社だけど、投資先として魅力はある?」
「配当金や株主優待はもらえるの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回はベイカレント(6532)を初心者にも分かりやすく徹底解説します。
ベイカレントは、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AI活用、経営戦略などを支援する総合コンサルティング会社です。
近年は売上・利益ともに大きく成長しており、2026年2月期の連結売上高は1,483億円。さらに2027年2月期は売上収益1,900億円、営業利益648億円を会社側が予想しています。(Baycurrent Consulting)
この記事では、ベイカレントの基本情報から現在の株価、配当金、株主優待、業績、将来性、注意点までまとめて紹介します。
ベイカレント(6532)の基本情報
まずはベイカレントがどんな会社なのか確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ベイカレント |
| 証券コード | 6532 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 業種 | サービス業 |
| 決算期 | 2月 |
| 設立 | 1998年 |
| 本社 | 東京都港区 |
| 連結売上高 | 1,483億円(2026年2月期) |
| 連結従業員数 | 7,551名(2026年4月時点) |
| 売買単位 | 100株 |
会社公式情報によると、2026年2月期の連結売上高は1,483億円、2026年4月時点の連結従業員数は7,551名です。(Baycurrent Consulting)
ベイカレントの特徴を一言で表すなら、「企業の経営課題を解決するコンサルティング会社」です。
そもそもベイカレントは何をしている会社?
ベイカレントは、企業が抱えるさまざまな問題を解決する仕事をしています。
例えば、
・DXを進めたい
・生成AIを導入したい
・新しい事業を立ち上げたい
・業務を効率化したい
・海外事業を強化したい
・経営戦略を見直したい
といった企業の課題に対して、専門家が解決策を提案し、その実行まで支援します。
特に注目したいのがDX・AI関連の需要です。
企業がAIやデジタル技術を導入するためには、単にAIツールを購入するだけでは不十分です。
「どの業務にAIを使うのか」
「社内のデータをどう整理するのか」
「社員の仕事をどう変えるのか」
など、経営レベルで考える必要があります。
こうした部分でコンサルティング会社の需要が生まれます。
ベイカレント自身もDXや生成AIを活用した企業変革支援を重要な領域としており、2026年には製造業などを対象に産業用AIソフトウェア企業との戦略提携も発表しています。(Baycurrent Consulting)
ベイカレントの株価は?
2026年8月14日の終値は7,687円でした。前日比では328円高、4.46%上昇しています。(Yahoo!ファイナンス)
100株単位で購入する場合、単純計算で、
7,687円 × 100株=768,700円
となります。
つまり、ベイカレント株を100株購入するには、約77万円が必要です。
ただし、実際の購入には売買手数料などが発生する場合があります。
また、株価は日々変動するため、購入時には必ず最新の株価を確認しましょう。
ベイカレントは成長企業として注目されている一方、株価も業績への期待を織り込みやすい銘柄です。
そのため、「業績が良いから必ず株価が上がる」とは限りません。
株主優待はある?
初心者が気になるのが株主優待ですよね。
結論から言うと、ベイカレントには現在、株主優待制度はありません。
証券会社の株主優待情報でも、ベイカレントの株主優待情報は掲載されていません。(楽天証券)
したがって、
「ベイカレント株を100株買えば商品券がもらえる」
「自社サービスが割引になる」
といった優待はありません。
ベイカレントの場合、株主還元を考えるなら、基本的には配当金や株価上昇による利益を中心に考える銘柄です。
ベイカレントの配当金は?
ベイカレントは株主への配当を実施しています。
過去の1株配当を見ると、
| 決算期 | 1株配当 |
|---|---|
| 2023年2月期 | 37円 |
| 2024年2月期 | 43円 |
| 2025年2月期 | 62円 |
| 2026年2月期 | 100円 |
| 2027年2月期予想 | 130円 |
となっています。(IFIS株予報)
注目したいのが増配傾向です。
2026年2月期は年間100円でしたが、2027年2月期は年間130円を会社側が予想しています。前期から30%の増配となる計画です。(Yahoo!ファイナンス)
仮に100株保有していた場合、年間配当130円なら、
130円 × 100株=13,000円
の年間配当金になります。
ただし、これは税引前です。
NISA口座で保有する場合は配当金の受取方法などによって課税関係が異なるため、実際の受取額は証券会社などで確認しておきましょう。
配当利回りは高い?
2026年8月14日の株価7,687円と、2027年2月期予想配当130円を単純計算すると、
130円 ÷ 7,687円 × 100=約1.69%
となります。
実際にYahoo!ファイナンスでも予想配当利回りは1.69%とされています。(Yahoo!ファイナンス)
この数字を見ると、「高配当株」というタイプではありません。
ベイカレントの魅力は、どちらかというと、
高配当よりも「業績成長+増配」
にあります。
ベイカレントの業績は絶好調?
ここはベイカレント株を考えるうえで非常に重要です。
2026年2月期の売上収益は1,483億円。
前期の1,161億円から大きく増加しました。
営業利益も2025年2月期の426億円から、2026年2月期には約509億円まで増えています。(The社史)
さらに会社側は2027年2月期について、
・売上収益:1,900億円
・EBITDA:665億円
・営業利益:648億円
・当期利益:481億円
を予想しています。(Yahoo!ファイナンス)
売上収益は前期比28.1%増、営業利益は27.2%増という非常に高い成長率です。
つまりベイカレントは、
「売上を増やすだけではなく、利益もしっかり伸ばしている会社」
という点が大きな魅力です。
2026年7月発表の第1四半期も増収増益
さらに最新の2027年2月期第1四半期を見ると、売上収益は445億7,600万円で前年同期比29.9%増。
営業利益は144億8,100万円で前年同期比18.6%増となりました。(Yahoo!ファイナンス)
売上・営業利益ともに2桁成長です。
一方で、売上の伸びに比べると営業利益の伸びはやや低くなっています。
これは今後チェックしておきたいポイントです。
採用や人材育成などの先行投資によって費用が増えている可能性もあるため、次回以降の決算で利益率が回復するかを確認したいところです。
ベイカレントの将来性は?
個人的にベイカレントを見るうえで最も重要なのが、AI・DX需要だと考えます。
日本企業では、DXやAIの導入が進んでいます。
しかし、「AIを導入したい」と思っても、
「どの部署で使うのか」
「どんなデータを準備するのか」
「既存システムとどう連携するのか」
「社員の仕事をどう変えるのか」
など、解決しなければならない問題がたくさんあります。
そのため、AIそのものが普及するとコンサルティング需要がなくなるというより、AIを企業経営にどう組み込むかという新しい需要が生まれる可能性があります。
ベイカレントは2029年2月期の売上高2,500億円を目標としており、現在の1,483億円からさらに事業規模を拡大する計画です。(Baycurrent Consulting)
ベイカレント株の魅力
ここまでを整理すると、ベイカレント株の魅力は主に5つあります。
① 高い売上成長率
2026年2月期は売上収益が前年比27.8%増。
2027年2月期も28.1%増を会社側が予想しています。(コンサルファームやコンサル業界の情報サイト | コンサルのあんなこと、こんなこと)
② 高い利益率
コンサルティングは人材が中心となるビジネスですが、ベイカレントは高い利益率を維持しています。
③ AI・DXという成長市場
今後も企業のデジタル化やAI活用が進めば、コンサルティング需要が拡大する可能性があります。
④ 増配が期待できる
2027年2月期は年間130円配当を予想。
配当金も過去数年で大きく増えています。(IFIS株予報)
⑤ 中長期の成長目標が明確
2029年2月期の売上高2,500億円を目標としており、さらなる成長を目指しています。(Baycurrent Consulting)
一方で注意したいポイント
もちろん、ベイカレント株にもリスクがあります。
特に重要なのが人材確保です。
コンサルティング会社は、優秀なコンサルタントを増やすことで事業を拡大していくビジネスモデルです。
そのため、
・採用が計画通り進むか
・採用した人材が十分に稼働できるか
・人件費が増えすぎないか
・案件を十分に確保できるか
などが重要になります。
また、AIの進化そのものもリスクです。
AIによってコンサルタントの仕事が効率化されれば、1人あたりの生産性が高まるメリットがあります。
一方で、AIによって一部のコンサルティング業務が自動化されれば、従来型の人月ビジネスに影響する可能性もあります。
したがって、ベイカレントがAIを「脅威」ではなく「成長の武器」にできるかは、今後の重要なチェックポイントです。
100株買ったら配当金はいくら?
最後に初心者向けに簡単なシミュレーションをしてみましょう。
2026年8月14日の株価7,687円で100株購入したと仮定します。
購入金額は、
7,687円 × 100株=768,700円
です。
2027年2月期の予想配当130円なら、
130円 × 100株=13,000円
となります。
つまり約77万円を投資して、年間13,000円の配当金を受け取るイメージです。
ただし、株価が上昇すれば売却益を狙える一方、株価が下落すれば含み損が発生します。
配当金だけを目的に購入するというより、ベイカレントの成長性に期待して長期保有を検討する銘柄と考えたほうが分かりやすいでしょう。
まとめ|ベイカレントは「成長+増配」に期待したい銘柄
ベイカレント(6532)は、日本企業の経営戦略やDX、生成AI活用などを支援する総合コンサルティング会社です。
2026年2月期の売上収益は1,483億円、2027年2月期は1,900億円を会社側が予想。
さらに年間配当も100円から130円への増配が予定されています。(Baycurrent Consulting)
一方、株主優待は現在ありません。
そのため、ベイカレント株を購入する場合は、
「株主優待を楽しむ銘柄」ではなく、「企業の成長と増配に期待する銘柄」
と考えると分かりやすいでしょう。
特に今後は、AI・DX需要の拡大、人材採用、利益率、配当の増加、そして2029年2月期の売上高2,500億円という中期目標を達成できるかが注目ポイントです。
高成長企業だけに株価も大きく動く可能性があります。
投資を検討する際は、株価だけを見るのではなく、売上・利益・配当・人員数・AI/DX需要の5つをセットで確認することをおすすめします。
なお、株価や配当予想などは今後変更される可能性があります。投資をする際には、最新の決算資料やIR情報を確認したうえで判断しましょう。ベイカレントの公式IRでは、財務・業績や株式情報などを確認できます。(Baycurrent Consulting)
