TBSホールディングス(9401)を徹底解説!株価・配当金・株主優待・今後の成長性を初心者向けに紹介

「TBSの株を買ってみたいけど、どんな会社なの?」

「配当金や株主優待はもらえる?」

「テレビ局の株って、今後も成長するの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、今回はTBSホールディングス(証券コード:9401)を初心者にも分かりやすく徹底解説します。

TBSホールディングスは、テレビ放送だけを行っている会社ではありません。テレビ・ラジオなどのメディア事業に加えて、コンテンツ、アニメ、イベント、ショッピング、教育、不動産など、幅広い事業を展開しています。

さらに、株主にはQUOカードなどの株主優待も用意されており、TBSファンだけでなく、長期保有を考える投資家からも注目されやすい銘柄です。

※株価や業績、配当、株主優待の内容は変更される場合があります。本記事では2026年9月3日時点で確認できる情報をもとに紹介します。

TBSホールディングス(9401)とは?

TBSホールディングスは、東京都港区赤坂に本社を置く認定放送持株会社です。

1951年に創立され、現在は「TBSテレビ」を中心とするメディア・コンテンツ事業だけでなく、ライフスタイル事業、不動産・その他事業なども展開しています。

会社概要を簡単にまとめると、以下のようになります。

項目内容
会社名TBSホールディングス
証券コード9401
上場市場東証プライム
本社東京都港区赤坂
設立1951年5月
事業メディア・コンテンツ、ライフスタイル、不動産など
単元株数100株
株主優待あり
配当あり

TBSホールディングス自体は「認定放送持株会社」であり、傘下のグループ会社を管理する役割を担っています。公式の会社概要でも、主な事業としてグループ経営管理と不動産事業が挙げられています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)


TBSホールディングスの主な事業

TBSと聞くと「テレビ局」というイメージが強いと思います。

しかし、現在のTBSグループはテレビ放送だけに依存する企業から、コンテンツを多方面に展開する総合メディアグループへ変化しています。

大きく見ると、

  • メディア・コンテンツ
  • ライフスタイル
  • 不動産・その他

という3つの事業を展開しています。(EDINET DB⁠Attachment.png)

メディア・コンテンツ事業

TBSテレビやTBSラジオ、BS-TBSなどを中心とした事業です。

テレビ番組の制作・放送だけでなく、映画、アニメ、マンガ、音楽、イベント、番組販売、動画配信などにも事業を広げています。

ここがTBSホールディングスの最大の魅力です。

例えば人気ドラマを制作した場合、テレビ放送だけで終わるわけではありません。

ドラマ
↓
動画配信
↓
海外販売
↓
映画化
↓
グッズ
↓
イベント
↓
アニメ・マンガなどへの展開

というように、一つの「コンテンツ」を何度も収益化することができます。

TBSは今後、このコンテンツIP(知的財産)を重要な成長戦略として位置付けています。

ライフスタイル事業

TBSグループには「PLAZA」などを展開するスタイリングライフ・ホールディングスや、教育関連のやる気スイッチグループなどもあります。

つまり、テレビを見ている人だけを顧客にするのではなく、ショッピングや教育など、日常生活に関係する分野にも事業を広げています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

不動産・その他事業

TBSの強みの一つが、赤坂などに保有する不動産です。

テレビ局として長年積み上げてきた資産を活用し、不動産賃貸などからも収益を得ています。

そのため、TBSホールディングスは単純な「テレビ広告株」と考えるより、メディア+コンテンツ+ライフスタイル+不動産を組み合わせた企業として見るほうが分かりやすいでしょう。

TBSホールディングスの現在の株価

2026年9月2日の終値ベースでは、TBSホールディングスの株価は5,936円でした。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

100株単位で購入する場合、

5,936円×100株=593,600円

となります。

したがって、TBSホールディングスを100株購入するには、約60万円の資金が必要です。

なお、2026年の年初来高値は6,634円、年初来安値は5,464円となっています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

株価は常に変動するため、実際に購入する際は最新の株価を確認しましょう。


TBSホールディングスの配当金は?

TBSホールディングスは、株主への配当を実施しています。

2026年3月期の年間配当は1株84円でした。

そして2027年3月期については、会社予想で年間100円となっています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

これは株主にとって大きなポイントです。

例えば100株保有した場合、

100円×100株=年間10,000円

の配当金が期待できます。

※税引前の金額です。

2026年9月2日の株価5,936円で計算すると、配当利回りはおおむね1.7%程度になります。

配当利回りだけを見ると、いわゆる「高配当株」とまではいえません。

しかし、TBSホールディングスには後述する株主優待もあります。

そのため、

配当+株主優待+企業価値の成長

をまとめて考えることが重要です。

過去の年間配当を見ると、2022年3月期37円、2023年42円、2024年44円、2025年68円、2026年84円と増加傾向になっています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

配当金を重視する投資家にとっても、今後の増配が続くかどうかは注目ポイントです。

TBSホールディングスの株主優待

TBSホールディングスの大きな魅力が株主優待です。

2026年度の株主優待では、100株以上の株主に1,000円分のQUOカードが贈られます。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

つまり100株保有なら、

QUOカード1,000円+年間配当10,000円

というイメージになります。

配当だけでなく、QUOカードも受け取れる点が魅力です。

さらにTBSらしい、ユニークな株主優待も用意されています。

TBS番組のリハーサル参加

100株以上の株主は、抽選でTBS番組のリハーサルに参加できる企画があります。

2026年度は、

  • オールスター感謝祭
  • SASUKE
  • レギュラー番組

などが対象となっています。

例えばオールスター感謝祭では、前日のリハーサルに参加し、実際の解答者席でクイズ企画を体験できる予定です。40組80名が抽選で招待されます。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

これは一般的なQUOカード型の株主優待とは違う、TBSならではの優待と言えるでしょう。

TBSショッピング割引

100株以上の株主には、TBSショッピングで利用できる割引もあります。

2026年度は2回の買い物につき30%割引となっています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

TBSショッピングを利用する人にとっては、使い方次第でかなり便利な優待です。

500株以上ならPLAZAの優待も

さらに、500株以上を3年以上保有している株主には、PLAZAで利用できる2,000円分のショッピングカードが贈られます。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

長期保有するほど優待内容が広がる点もTBS株の面白いところです。

100株保有したらどれくらい得?

ここで初心者向けに簡単なシミュレーションをしてみましょう。

株価を5,936円として100株購入した場合、

投資金額:約59万3,600円

です。

2027年3月期の会社予想配当が1株100円なので、

年間配当:10,000円

となります。

さらにQUOカード1,000円分を加えると、

配当+QUOカード=11,000円相当

です。

単純計算では、

11,000円÷593,600円×100

=約1.85%

となります。

ただし、これはQUOカードを額面通り1,000円として計算した場合です。

TBSショッピングの30%割引や番組観覧などを利用できれば、実質的なメリットはさらに大きくなる可能性があります。

もちろん、株価が下落すれば株式の評価額が減るため、「優待や配当だけで必ず利益が出る」という意味ではありません。


TBSホールディングスの業績は?

TBSホールディングスの2026年3月期は、売上高が4,248億5,000万円、営業利益が247億5,000万円となりました。

売上高は前期比4.5%増、営業利益は27.1%増となり、増収増益を達成しています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

一方、2027年3月期は注意も必要です。

2026年8月発表の第1四半期では、売上高は前年同期比4.8%増の1,054億円となった一方、営業利益は43.0%減の46億円となりました。

広告市況の影響などが業績の重荷となっており、ここは投資する際に確認しておきたいポイントです。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

つまり、

長期的な成長戦略には期待できる一方、短期的には広告市場や制作費などによって業績が変動する可能性がある

ということです。


TBSホールディングスの今後の成長戦略

TBSが今後力を入れているのが、コンテンツIPの強化です。

テレビ番組を作って放送するだけではなく、その作品やキャラクター、ブランドを海外、動画配信、イベント、グッズ、アニメなどへ広げていく考え方です。

さらにTBSは、

  • グローバル
  • コンテンツIP
  • エデュテインメント

を成長エンジンとして掲げています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

特に注目したいのが海外展開です。

日本国内のテレビ広告市場だけに依存するのではなく、日本で生み出したコンテンツを世界へ展開することで、新しい収益源を作ろうとしています。

また、TBSは2030年度までにROIC5%以上を目指すなど、資本効率の改善も掲げています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

TBSホールディングス株のメリット

ここまでを踏まえると、TBS株のメリットは主に5つあります。

① 知名度の高いテレビ局グループ

TBSは日本を代表する民放グループの一つです。

② コンテンツIPに期待できる

ドラマ、アニメ、バラエティ、映画など、人気コンテンツを多方面に展開できます。

③ 配当金がある

2027年3月期は年間100円が会社予想となっています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

④ 株主優待がユニーク

QUOカードだけでなく、番組リハーサル参加や番組観覧など、TBSならではの優待があります。

⑤ 不動産という資産も持っている

テレビ事業だけではない収益基盤を持っていることは、TBSホールディングスの特徴です。


TBSホールディングス株の注意点

一方で、注意点もあります。

まず、現在の株価水準では100株購入するのに約60万円必要です。

そのため、少額投資を始めたい初心者にとっては、NTTや一部の低位株などと比べると購入金額が大きくなります。

また、テレビ広告市場は景気や企業の広告出稿状況の影響を受けます。

さらに、動画配信サービスの普及によってテレビ視聴のスタイルそのものが変化しています。

だからこそ、TBSがテレビだけに依存せず、コンテンツIP、海外、デジタル、イベントなどへ事業を広げられるかが重要になります。

TBSホールディングスはどんな人におすすめ?

TBSホールディングスは、次のような人と相性が良い銘柄だと考えられます。

「TBSのコンテンツが好き」

「株主優待を楽しみたい」

「配当金も受け取りながら長期保有したい」

「テレビ局の将来のコンテンツビジネスに期待している」

こうした人には面白い選択肢でしょう。

一方、

「とにかく配当利回り5%以上の高配当株が欲しい」

という人には、TBS株だけでなく、他の高配当銘柄と比較して検討する必要があります。


まとめ|TBSホールディングスは「テレビ局」から「総合コンテンツ企業」へ

今回はTBSホールディングス(9401)を初心者向けに詳しく紹介しました。

TBSホールディングスは、単なるテレビ局株ではありません。

テレビ・ラジオなどのメディア事業を中心に、映画、アニメ、マンガ、イベント、ショッピング、教育、不動産など、幅広い事業を展開しています。

2026年9月2日時点の株価は5,936円。

100株購入する場合は約59万円が必要です。

2027年3月期の配当予想は1株100円で、100株なら年間1万円の配当が期待できます。

さらに100株以上で1,000円分のQUOカード、TBS番組のリハーサル参加や番組観覧など、TBSらしい株主優待も用意されています。(TBS Holdings⁠Attachment.png)

今後の最大の注目ポイントは、「テレビを見る人」から収益を得る企業から、「コンテンツそのものを世界中で収益化する企業」へ進化できるかという点でしょう。

TBSが持つドラマ、バラエティ、アニメ、映画などのコンテンツには、テレビ放送以外にもさまざまな収益化の可能性があります。

配当金を受け取りながら、TBSの成長を長期的に応援したい。

そんな投資家にとって、TBSホールディングスはチェックしておきたい銘柄の一つです。

ただし、株式投資には株価下落などのリスクがあります。

購入する際は、配当や株主優待だけではなく、業績、株価水準、今後の成長戦略などを総合的に確認してから判断するようにしましょう。

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