【2026年版】殺虫剤関連株おすすめ5選!配当金・株主優待・将来性を徹底比較

「殺虫剤や農薬に関連する株には、どんな銘柄があるの?」
「配当金や株主優待をもらいながら投資できる企業を知りたい!」

このように考えている方も多いのではないでしょうか。

殺虫剤関連株は、家庭用の虫ケア用品を販売する企業だけでなく、農作物を害虫から守る農薬メーカーや、幅広い化学製品を手がける企業など、さまざまな投資先があります。

身近な日用品に関連する企業から、世界の食料生産を支える企業まで、投資対象が幅広いことが特徴です。

この記事では、殺虫剤関連株の中から注目したい5銘柄を厳選し、事業内容・配当金・株主優待・将来性を初心者向けに解説します。

※株価や配当金は変動します。以下の配当金は2026年10月時点で確認できる公表資料などを参考にしていますが、購入前には最新の株価と会社予想をご確認ください。

1.殺虫剤関連株の比較一覧

今回紹介するのは、次の5銘柄です。

企業名証券コード主な事業株主優待
アース製薬4985家庭用殺虫剤・日用品あり
フマキラー4998家庭用殺虫剤・園芸用品あり
日本農薬4997農業用農薬あり
住友化学4005農薬・化学製品など殺虫剤を理由とする優待はなし
OATアグリオ4979農薬・肥料・農業資材あり

家庭用殺虫剤に注目するならアース製薬やフマキラー、農業の成長性に注目するなら日本農薬やOATアグリオなどが候補になります。

なお、殺虫剤関連株といっても、各社の売上高に占める殺虫剤・農薬の割合は異なります。会社全体の業績も確認することが大切です。

2.アース製薬(4985)

事業内容

アース製薬は、家庭用殺虫剤や虫ケア用品を中心に、さまざまな日用品を展開する企業です。

代表的な商品には、次のようなものがあります。

  • アースノーマット
  • ごきぶりホイホイ
  • アースレッド
  • バスロマン
  • モンダミン

殺虫剤だけでなく、入浴剤やオーラルケア用品なども販売しています。

家庭内の害虫対策はもちろん、日常生活に関係する商品を幅広く扱っている点が特徴です。

配当金

アース製薬は株主還元に力を入れており、2025年12月期の年間配当金は1株当たり125円でした。2026年12月期の年間配当金は1株当たり130円の予想です。

仮に130円の配当が実現した場合、100株を保有すると年間配当金は次のようになります。

項目金額
保有株数100株
1株当たり年間配当金(予想)130円
年間配当金(税引前)13,000円
税引後の概算額約10,400円

※税引後は、通常の課税口座で20.315%の税金がかかるものとして計算しています。NISA口座では、対象となる配当金が非課税になる場合があります。

株主優待

アース製薬の魅力は、自社グループ製品の詰め合わせを受け取れることです。

100株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、原則として年2回の優待があります。

2026年に公表されている制度では、100株以上1,000株未満の場合、1回当たり次の内容です。

  • 1年以上3年未満:2,500円相当
  • 3年以上:3,500円相当

長期保有によって優待内容が充実する仕組みです。

例えば、100株を3年以上保有し、各回3,500円相当の優待を受け取れた場合、年間の優待相当額は7,000円です。

年間配当金13,000円と合わせると、配当金と優待の合計は年間20,000円相当になります。

ただし、株価の変動や優待制度の変更によって、実際の投資成果は変わります。

出典:アース製薬公式サイト⁠Attachment.png

3.フマキラー(4998)

事業内容

フマキラーは、家庭用殺虫剤を中心に、園芸用品や家庭用品などを展開する企業です。

代表的な商品には「ベープ」シリーズなどがあります。

家庭内の蚊やハエなどの対策に使われる商品を販売しており、暑い季節の虫対策に関連する企業として知られています。

また、海外でも事業を展開しているため、日本国内だけでなく海外市場の成長も注目ポイントです。

配当金

フマキラーの2027年3月期の年間配当金は、1株当たり24円の予想です。

100株を保有した場合の配当金を計算してみましょう。

項目金額
保有株数100株
1株当たり年間配当金(予想)24円
年間配当金(税引前)2,400円
税引後の概算額約1,912円

アース製薬と比較すると配当金は少なめですが、株価によっては比較的少ない資金から投資を検討できる点が魅力です。

株主優待

フマキラーでは、自社製品の詰め合わせを受け取れる株主優待制度があります。

保有株数優待内容
100株以上500株未満1,000円相当
500株以上3,000円相当

基準日は3月末です。

例えば、100株を保有し、年間配当金24円が実現した場合、配当金2,400円と1,000円相当の優待を合わせて、年間3,400円相当の還元になります。

自社製品を日常的に使う方にとっては、優待を活用しやすい銘柄といえるでしょう。

ただし、殺虫剤は季節によって販売動向が変わりやすいため、夏場の天候や海外事業の業績にも注意が必要です。

出典:フマキラー公式サイト⁠Attachment.png

4.日本農薬(4997)

事業内容

日本農薬は、農作物を病害虫や雑草から守る農薬を開発・販売する企業です。

家庭用殺虫剤メーカーとは異なり、農業を支える事業が中心となっています。

農作物の安定生産には、害虫や病気への対策が欠かせません。世界的な人口増加や食料需要を背景に、農薬の研究開発や海外市場の開拓が重要なテーマになっています。

配当金

2027年3月期の年間配当金は、1株当たり38円の予想です。

100株保有した場合のシミュレーションは次のとおりです。

項目金額
保有株数100株
1株当たり年間配当金(予想)38円
年間配当金(税引前)3,800円
税引後の概算額約3,028円

配当利回りは購入時の株価によって変わります。

例えば、株価が1,000円なら、配当利回りは3.8%です。

※株価1,000円は計算例であり、現在の株価を示すものではありません。

株主優待

日本農薬では、2026年9月末を基準日として、100株以上の株主におこめ券4枚、合計1,760円相当を贈呈する株主優待制度が始まりました。

おこめ券は、対象となる米穀店やスーパーなどで利用できます。

100株を保有し、年間配当金38円が実現した場合は、次のようになります。

  • 年間配当金:3,800円
  • 株主優待:1,760円相当
  • 合計:5,560円相当

農薬メーカーへの投資でありながら、食費の節約につながる優待を受け取れる点が特徴です。

同社は累進配当を基本方針とし、配当性向40%を目安としています。ただし、業績が悪化した場合などには、配当方針が変更される可能性もあります。

出典:日本農薬公式サイト⁠Attachment.png

5.住友化学(4005)

事業内容

住友化学は、農薬だけでなく、石油化学、電子材料、医薬品関連など幅広い事業を展開する総合化学メーカーです。

農薬分野では、殺虫剤や除草剤などを取り扱っています。

殺虫剤関連事業だけに投資するというよりも、幅広い化学事業を持つ企業への投資と考えると分かりやすいでしょう。

複数の事業を展開しているため、農薬以外の事業が業績に大きな影響を与える場合もあります。

配当金

住友化学の2027年3月期の年間配当金は、1株当たり16円の予想です。

100株保有した場合は次のようになります。

項目金額
保有株数100株
1株当たり年間配当金(予想)16円
年間配当金(税引前)1,600円
税引後の概算額約1,275円

住友化学は事業規模が大きい一方、配当金の水準だけで投資判断するのはおすすめできません。

化学製品の需要、原材料価格、海外経済の動向なども確認しましょう。

株主優待

今回確認した情報では、殺虫剤関連事業を理由とする株主優待は確認できませんでした。

そのため、住友化学は株主優待よりも、配当金や企業全体の業績、株価の割安さなどに注目したい銘柄です。

出典:住友化学公式サイト⁠Attachment.png

6.OATアグリオ(4979)

事業内容

OATアグリオは、農薬や肥料、植物の生育を支える資材などを取り扱う企業です。

殺虫剤だけでなく、農作物の生産性や品質の向上に関係する製品を展開しています。

農業では、害虫対策だけでなく、作物の生育環境を整えることも重要です。

こうした農業関連製品を幅広く扱う点が、同社の特徴といえます。

配当金と株主優待

配当金は会社の業績や配当方針によって変動するため、購入前には最新の決算資料を確認しましょう。

株主優待は、12月末時点で100株以上を保有する株主が対象です。

優待内容は、家庭園芸用製品や花とみどりのギフト券、ジュース、ゼリーなどの候補から1品目を選択する方式です。

さらに、継続保有期間に応じてQUOカードが追加されます。

  • 1年未満:選択した優待品
  • 1年以上3年未満:選択した優待品+QUOカード1,000円分
  • 3年以上:選択した優待品+QUOカード3,000円分

例えば、100株を3年以上保有している場合、選択した優待品に加えて3,000円分のQUOカードを受け取れる制度です。

農業関連株への投資を考えていて、株主優待も楽しみたい方はチェックしておきたい銘柄です。

出典:OATアグリオ公式サイト⁠Attachment.png

7.殺虫剤関連株の配当金・株主優待を比較

ここまで紹介した5銘柄の特徴を整理してみましょう。

銘柄配当金の特徴株主優待の特徴注目ポイント
アース製薬2026年12月期130円予想自社製品詰め合わせ日用品と長期保有優待
フマキラー2027年3月期24円予想自社製品詰め合わせ家庭用殺虫剤
日本農薬2027年3月期38円予想おこめ券農業と食料需要
住友化学2027年3月期16円予想殺虫剤関連の優待なし総合化学メーカー
OATアグリオ最新の配当予想を要確認選択式の優待品など農業資材・園芸関連

※配当金は各社の公表予想を参考にしています。株主優待には保有期間などの条件があるため、詳細は各社の公式サイトをご確認ください。

8.殺虫剤関連株の将来性と注意点

殺虫剤関連株に投資する際は、今後の需要と業績の変化を考えることが大切です。

将来性①:家庭用殺虫剤の需要

蚊やゴキブリなどの害虫対策は、多くの家庭にとって身近な需要です。

気温や降水量などの気象条件によって、殺虫剤の販売量が変わる可能性があります。

特に、季節商品の割合が高い企業では、天候が業績に影響する点に注意しましょう。

将来性②:世界の食料需要と農薬

日本農薬やOATアグリオなどの農業関連企業は、農作物の安定生産を支えています。

世界の食料需要や農業の生産性向上は、中長期的な注目テーマです。

一方で、農薬の規制強化、研究開発費の増加、海外企業との競争などが業績に影響することもあります。

将来性③:海外市場の拡大

海外市場で事業を展開する企業は、現地の需要拡大によって成長できる可能性があります。

ただし、為替変動や現地の規制、競争環境などのリスクもあります。

売上高だけでなく、営業利益や海外事業の収益性も確認しましょう。

9.初心者が殺虫剤関連株を選ぶなら?

初めて殺虫剤関連株に投資するなら、まずは自分が何を重視するのか整理してみましょう。

株主優待を重視するなら、アース製薬やフマキラー。

自社製品を受け取れるため、日常生活で使える優待に魅力を感じる方に向いています。

配当金と食費の節約を重視するなら、日本農薬。

年間配当金に加えて、おこめ券を受け取れる点が特徴です。

農業の成長性に注目するなら、OATアグリオ。

農薬だけでなく、肥料や農業資材などを扱う事業内容にも注目できます。

幅広い化学事業に投資したいなら、住友化学。

農薬以外の事業も含めて、会社全体の業績を分析することが重要です。

ただし、株主優待や配当金が魅力的でも、株価が大きく下落すれば損失が発生する可能性があります。

配当利回りだけでなく、売上高、営業利益、財務状況、過去の配当実績なども確認しましょう。

10.まとめ:殺虫剤関連株は配当金と事業内容の両方で選ぼう

今回は、殺虫剤関連株として注目したい5銘柄を紹介しました。

家庭用殺虫剤を販売するアース製薬やフマキラー、農業用農薬を扱う日本農薬やOATアグリオ、幅広い化学事業を展開する住友化学など、それぞれに異なる特徴があります。

株主優待を楽しみたい方にはアース製薬やフマキラー、配当金とおこめ券を組み合わせたい方には日本農薬など、目的によって選択肢は変わります。

大切なのは、優待や配当金だけで判断せず、企業の業績や将来性も確認することです。

また、配当金や株主優待は将来にわたって保証されるものではありません。

投資を始める際は、無理のない金額から検討し、複数の銘柄に分散することも考えてみましょう。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の株式の購入を推奨するものではありません。最新の株価、配当予想、株主優待の条件は各社の公式サイトや証券会社でご確認ください。

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