ホーチキ(6745)株を徹底解説!配当金・株主優待・株価・将来性を初心者向けに紹介

「防災関連の株に投資してみたい」

「火災報知器メーカーのホーチキってどんな会社?」

「配当金や株主優待はあるの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、今回はホーチキ(証券コード:6745)を初心者にも分かりやすく徹底解説します。

ホーチキは、日本で最初の火災報知機メーカーとして1918年に設立された歴史ある企業です。現在では火災報知設備だけでなく、消火設備、防犯設備、保守・メンテナンスなど幅広い事業を展開しています。(ホーチキ⁠Attachment.png)

さらに近年は業績が好調で、2026年3月期には売上高・営業利益・経常利益・純利益がいずれも大きく伸びています。

この記事では、ホーチキの基本情報から株価、配当金、株主優待、業績、将来性、注意点までまとめて紹介します。


ホーチキ(6745)の基本情報

まずはホーチキがどのような会社なのか確認してみましょう。

項目内容
会社名ホーチキ株式会社
証券コード6745
上場市場東証プライム
業種電気機器
設立1918年4月2日
本社東京都品川区
資本金約37.98億円
従業員数連結2,722人
決算期3月
単元株100株
主な事業火災報知・保守・消火・防犯設備

ホーチキは1918年創立の老舗企業です。東京証券取引所プライム市場に上場しており、2026年3月31日時点で連結従業員数は2,722人となっています。(ホーチキ⁠)

日本初の火災報知機メーカー

ホーチキを理解するうえで重要なのが、「日本初の火災報知機メーカー」という点です。

同社は1918年に設立され、大正時代から火災報知設備を手掛けてきました。

現在では、火災報知設備だけでなく、消火設備、防犯設備、保守・メンテナンスなどにも事業を広げています。(ホーチキ⁠)

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ホーチキは何で稼いでいる?

ホーチキの事業は大きく分けると、

  1. 火災報知設備
  2. 保守
  3. 消火設備
  4. 防犯設備

の4つです。

特に中心となっているのが火災報知設備です。

自動火災報知設備、火災通報装置、煙監視システム、住宅用火災警報器など、火災を早期に発見・通知するための設備を提供しています。(ホーチキ⁠)

また、設備を販売して終わりではありません。

消防設備は定期的な点検やメンテナンスが必要になるため、保守・改修などの継続的な収益も期待できます。

つまり、

「新しく設備を納入する」+「既存設備を保守・更新する」

というビジネスモデルを持っている点がホーチキの魅力です。

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ホーチキの現在の株価

2026年9月9日時点で確認できる株価情報では、9月8日の終値は1,869円でした。

また、9月9日の取引では朝方に1,897円前後で推移している場面が確認できます。(Yahoo!ファイナンス⁠)

9月8日の終値1,869円を基準にすると、100株購入する場合の投資金額は、

1,869円 × 100株=186,900円

となります。

以前のホーチキは1株あたりの株価がもっと高かったのですが、2026年4月1日に1株を3株にする株式分割を実施しました。

この株式分割は、投資単位を引き下げて、より多くの投資家が購入しやすくすることを目的としています。(Minkabu Assets⁠)

そのため現在は、20万円弱から100株投資できる水準になっています。

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株式分割で何が変わった?

初心者の方は「株式分割って何?」と思うかもしれません。

例えば、1株5,000円の株を100株持っていた場合、投資金額は50万円です。

これを1株→3株に分割すると、

1株あたり約1,667円

となり、保有株数は300株になります。

会社の価値そのものが3倍になるわけではありません。

株式を細かく分けることで、1株あたりの価格を下げて購入しやすくする

というのが株式分割です。

ホーチキは2026年3月31日を基準日として1株を3株に分割し、2026年4月1日に効力が発生しました。(Minkabu Assets⁠)

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ホーチキの配当金は?

ホーチキは配当金を出している企業です。

2026年3月期は、株式分割前の基準で年間120円の配当を実施しました。

内訳は、

  • 中間配当:40円
  • 期末配当:80円
  • 年間:120円

です。(IRBank⁠)

ただし、2026年4月に1株→3株の株式分割を行っているため、現在の株式数ベースで考える場合は注意が必要です。

分割後ベースでは、2026年3月期の年間配当は1株あたり約40円相当になります。

そして2027年3月期についても、会社は年間配当40円を予想しています。(IRBank⁠)

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配当金をシミュレーションしてみよう

例えばホーチキを100株保有するとします。

現在の株価を約1,869円とすると、

約18万6,900円

で100株を購入できます。

2027年3月期の年間配当予想を1株40円とすると、

40円 × 100株

=4,000円

の年間配当になります。

仮に1,000株保有すれば、

40円 × 1,000株

=4万円

です。

ただし、配当金には税金がかかるため、実際の手取り額はこれより少なくなります。

NISA口座で保有する場合は、配当金の受け取り方法などの条件を満たせば、配当金を非課税にできる可能性があります。

ホーチキに株主優待はある?

ここは初心者の方にとって非常に重要です。

ホーチキには、現在、株主優待制度はありません。

そのため、

「100株持っていればクオカードがもらえる」

「自社製品がもらえる」

といった株主優待目的で投資する銘柄ではありません。

ホーチキへの投資を考える場合は、

株主優待ではなく、配当金と株価上昇による利益を狙う銘柄

として考えるのが基本です。


ホーチキの業績は好調?

ホーチキの大きな魅力の一つが、近年の業績です。

2026年3月期の連結業績は、

項目2026年3月期
売上高1,058億5,500万円
営業利益120億6,600万円
経常利益123億4,400万円
純利益93億7,700万円

となりました。

前期と比較すると、

  • 売上高:+4.9%
  • 営業利益:+26.3%
  • 経常利益:+26.8%
  • 純利益:+22.6%

と、利益の伸びが特に目立ちます。(IRBank⁠Attachment.png)

営業利益率も11.4%まで上昇しており、単純に売上を増やしているだけではなく、利益を生み出す力も高まっています。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)


2027年3月期の業績予想

会社が発表している2027年3月期の予想は、

  • 売上高:1,100億円
  • 営業利益:123億円
  • 経常利益:125億円
  • 純利益:90億円

となっています。(StockWeather⁠Attachment.png)

売上高は前期比3.9%増、営業利益は1.9%増、経常利益は1.3%増を見込んでいます。

一方で、純利益は4.0%減の予想です。

これは業績そのものが急激に悪化するというより、2026年3月期に賃上げ促進税制による税負担軽減効果があった反動などが影響しています。(EDINET DB⁠Attachment.png)

そのため、初心者の方は「純利益が減る=本業が悪化」と単純に考えないことが重要です。


ホーチキの将来性に期待できる理由

ホーチキの将来性を考えるうえで注目したいのが、防災需要です。

日本では、建物の老朽化が進んでいます。

古い建物では火災報知設備や消火設備などの更新需要が発生します。

また、新築マンション、オフィス、商業施設、病院、学校、工場などにも消防設備は必要です。

つまり、

新築需要+既存設備の更新需要+保守需要

が期待できます。

さらに日本だけでなく、ホーチキは海外事業にも力を入れています。

会社資料では、海外売上高も一定の規模となっており、海外市場の開拓も成長戦略の一つになっています。(ホーチキ⁠Attachment.png)


「防災」は景気に左右されにくい?

ホーチキを検討するうえで面白いポイントが、「防災」という事業の性質です。

例えば、流行の商品を販売する企業の場合、消費者の好みが変われば売上が大きく落ちる可能性があります。

一方、防災設備は、

「人気だから設置する」

「人気がなくなったから撤去する」

という商品ではありません。

建物を安全に利用するために必要な設備です。

消防法などの関係から、設備の点検・維持管理も重要になります。

そのためホーチキは、景気変動の影響を受ける部分はありながらも、比較的長期的な需要を期待しやすい企業といえます。


ホーチキの株価を見るときのポイント

2026年9月8日の終値1,869円を基準にすると、PERは約15.5倍、PBRは約2.05倍でした。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

株価を見るときは、

PER=利益に対して株価が何倍まで買われているか

PBR=会社の純資産に対して株価が何倍なのか

を見るのが基本です。

ホーチキの場合、PERだけを見ると極端に割高な水準とは言いにくい一方、PBRは1倍を超えています。

ただし、株価の割安・割高はPERやPBRだけでは判断できません。

今後の利益成長率、配当、財務内容、競争力などを総合的に見る必要があります。


ホーチキのメリット

ホーチキ株のメリットを初心者向けにまとめると、次のようになります。

① 防災という安定需要が期待できる

火災報知設備や消火設備は、建物の安全を守るために必要です。

② 長い歴史と実績がある

1918年創立で、日本初の火災報知機メーカーとして長年事業を続けています。(ホーチキ⁠Attachment.png)

③ 業績が好調

2026年3月期は営業利益が前年比26.3%増となりました。(IRBank⁠Attachment.png)

④ 株式分割で買いやすくなった

2026年4月に1株→3株の株式分割を実施しました。(Minkabu Assets⁠Attachment.png)

⑤ 配当にも期待できる

2027年3月期は年間40円の配当を予想しています。(IRBank⁠Attachment.png)


ホーチキ株の注意点

一方で、注意しておきたいポイントもあります。

① 株主優待はない

優待目的の投資には向いていません。

② 株価は変動する

防災関連株だからといって株価が必ず上昇するわけではありません。

実際、2026年には年初来高値2,357円をつけた一方、年初来安値は1,452円でした。(Yahoo!ファイナンス⁠Attachment.png)

高値と安値にはかなり差があります。

③ 建設投資の影響を受ける

新築建物などへの設備投資が減少すれば、機器販売や工事などに影響する可能性があります。

④ 原材料費・人件費の上昇

防災設備を製造・施工するためには、部材や人材が必要です。

原材料価格や人件費の上昇が利益を圧迫する可能性があります。


ホーチキはこんな人におすすめ

ホーチキ株は、次のような投資家と相性が良いでしょう。

「防災関連企業に投資したい」

「株主優待より配当を重視したい」

「長期的な需要が期待できる企業を探している」

「業績の成長も狙いたい」

このような人は、ホーチキを投資候補の一つとしてチェックしてみる価値があります。

反対に、

「株主優待で商品やクオカードが欲しい」

という人には、ホーチキより株主優待を実施している企業のほうが向いています。


まとめ|ホーチキ(6745)は防災需要と成長性に注目したい銘柄

今回はホーチキ(6745)について詳しく紹介しました。

ホーチキは1918年創立の歴史ある防災メーカーで、日本初の火災報知機メーカーとして長年にわたって事業を展開しています。(ホーチキ⁠Attachment.png)

現在の主力事業は、

  • 火災報知設備
  • 保守
  • 消火設備
  • 防犯設備

です。

2026年3月期は売上高1,058億円、営業利益120億円を超える規模まで成長し、営業利益は前年比26.3%増となりました。(IRBank⁠Attachment.png)

2027年3月期も売上高1,100億円、営業利益123億円を会社側は予想しています。(StockWeather⁠Attachment.png)

また、2026年4月には1株を3株にする株式分割を実施。

これによって100株を購入するための金額も以前より小さくなり、個人投資家が参加しやすくなりました。

株主優待はありませんが、2027年3月期は年間40円の配当が予想されています。

2026年9月8日の終値1,869円を基準にすると、100株投資は約18万6,900円。

配当だけを考えれば、年間4,000円程度の配当を受け取る計算になります。

もちろん株価は変動するため、購入価格によって配当利回りや投資成果は変わります。

「防災」という社会に必要不可欠な分野で、安定需要と成長性の両方を狙いたい。

そんな投資家にとって、ホーチキは今後もチェックしておきたい防災関連銘柄の一つといえるでしょう。

※本記事は投資判断の参考情報を提供するものであり、特定の株式の購入・売却を推奨するものではありません。株価・配当・業績予想などは変更される場合があります。最新情報はホーチキのIR資料などでご確認ください。

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