日本農薬(4997)の株価・配当金・株主優待を徹底解説!おこめ券がもらえる注目銘柄

「日本農薬ってどんな会社?」「配当金や株主優待は魅力的?」「今から投資しても大丈夫?」

このような疑問を持っている方に向けて、今回は日本農薬株式会社(4997)について徹底解説します。

日本農薬は、農作物を病害虫や雑草から守る農薬の研究・開発・販売を手掛ける企業です。私たちが毎日食べているお米や野菜、果物などの安定供給を支える、農業に欠かせない会社の一つです。

さらに、2026年には株主優待制度を導入し、おこめ券がもらえるようになりました。

この記事では、日本農薬の基本情報から株価、配当金、株主優待、業績、将来性、投資する際の注意点まで、株式投資初心者にも分かりやすく紹介します。

※株価などの数値は2026年11月2日時点で確認できた情報を参考にしています。配当金は会社予想であり、将来の支払いが保証されるものではありません。

1.日本農薬(4997)の基本情報

まずは、日本農薬の基本情報を確認しておきましょう。

項目内容
会社名日本農薬株式会社
証券コード4997
上場市場東証プライム
業種化学
主な事業農薬の研究・開発・製造・販売
その他の事業化学品、医薬・動物薬など
決算月3月
売買単位100株
株価1,064円
時価総額約872億円
予想PER約11.28倍
PBR約0.92倍
予想配当利回り約3.56%

※株価は2026年11月2日の終値を基準としています。PER・PBR・配当利回りなどは株価や業績予想によって変動します。

日本農薬は、農薬を中心に事業を展開する企業です。

農薬と聞くと、あまり身近に感じない方もいるかもしれません。しかし、農作物を病気や害虫から守ることは、食料を安定的に生産するために重要です。

日本農薬は、農業を支える技術を通じて、私たちの食生活にも関わっている企業といえます。

2.日本農薬はどんな会社?事業内容を分かりやすく解説

日本農薬の主力事業は、農薬事業です。

農作物を育てる際には、害虫による被害や病気、雑草との競争など、さまざまな問題が発生します。

例えば、稲を害虫から守るための薬剤や、野菜・果物の病気を防ぐための薬剤などが必要になります。

こうした農業現場の課題を解決する製品を提供するのが、日本農薬の重要な役割です。

農薬事業

日本農薬は、農薬の研究開発から販売まで幅広く手掛けています。

農薬は、農作物を育てるうえで重要な役割を担うため、農業が続く限り一定の需要が見込まれる分野です。

また、日本国内だけでなく海外にも事業を展開しています。

海外市場での販売が拡大すれば、国内農業の動向だけに左右されない収益基盤の構築につながる可能性があります。

農薬以外の事業

日本農薬は、農薬だけでなく、化学品や医薬・動物薬などの分野にも事業を展開しています。

複数の事業を持つことは、収益源の分散につながる可能性があります。

ただし、事業ごとの売上高や利益の割合、成長性については、決算資料で確認することが大切です。

3.日本農薬の現在の株価と投資指標

2026年11月2日の株価を基準に、日本農薬の投資指標を確認してみましょう。

株価は1,064円

日本農薬の株価は、2026年11月2日の終値で1,064円でした。

日本株は通常100株単位で購入するため、100株を購入する場合の必要資金は次のとおりです。

1,064円×100株=106,400円

実際には、購入時の手数料などが発生する場合があります。

10万円台から投資を検討できるため、初めて個別株に挑戦する方にとっても、比較的資金計画を立てやすい銘柄といえるでしょう。

ただし、購入しやすい価格だからといって、必ずしも割安とは限りません。

PERは約11.28倍

PERは、株価が1株当たりの利益に対して何倍になっているかを示す指標です。

一般的には、PERが低いほど利益に対して株価が割安と判断されることがあります。

日本農薬のPERは約11.28倍です。

ただし、PERは業種や企業の成長性によって適正水準が異なります。同業他社との比較や、今後の業績見通しも確認して判断しましょう。

PBRは約0.92倍

PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを示す指標です。

日本農薬のPBRは約0.92倍です。

PBRが1倍を下回っていることから、株価は1株当たり純資産を下回る水準にあります。

ただし、PBRが1倍未満だからといって、株価の上昇が保証されるわけではありません。資産の収益性や将来の利益成長なども考慮する必要があります。

4.日本農薬の株主優待はおこめ券!

日本農薬への投資を検討するうえで注目したいのが、2026年に導入された株主優待制度です。

日本農薬は、株主への感謝と日本の農業を応援する目的から、株主優待としておこめ券を贈呈する制度を導入しました。

株主優待の内容

項目内容
優待品おこめ券
必要株数100株以上
優待内容おこめ券4枚
優待相当額1,760円相当
権利確定日毎年9月30日
贈呈時期12月上旬ごろを予定
制度開始2026年9月30日基準日から

※制度の内容は変更される可能性があるため、購入前に会社の公式情報をご確認ください。

おこめ券はどこで使える?

おこめ券は、全国の米穀店やスーパーなどで利用できます。

お米を日常的に購入する家庭にとっては、家計の負担を軽減できる実用的な優待といえるでしょう。

特に、食品関連の株主優待に興味がある方や、日々の生活費を節約したい方には注目したい内容です。

100株保有した場合の優待利回り

株価1,064円で100株購入したと仮定すると、投資金額は106,400円です。

おこめ券の優待相当額は1,760円なので、優待利回りは次のようになります。

1,760円÷106,400円×100=約1.65%

日本農薬の株主優待利回りは約1.65%です。

優待相当額を基準に計算した数値ですが、実際のお得度は、おこめ券を自分の生活でどの程度活用できるかによって変わります。

なお、2026年9月30日の権利確定日はすでに経過しています。これから購入する場合は、次回の権利確定日に向けて条件を確認しましょう。

5.日本農薬の配当金はいくら?

日本農薬は、株主優待だけでなく配当金にも注目したい銘柄です。

2027年3月期の年間配当予想は、1株当たり38円です。

2026年3月期の年間配当実績は36円でした。

今期の予想が実現すれば、前期よりも1株当たり2円の増配となります。

100株保有した場合の配当金

株主優待の条件を満たす100株を保有した場合、年間配当金は次のように計算できます。

38円×100株=3,800円

つまり、年間3,800円の配当金を受け取れる計算です。

ただし、これは会社予想どおりに配当が実施された場合の金額であり、税金が差し引かれる前の金額です。

配当利回りは約3.56%

株価1,064円、年間配当予想38円で計算すると、配当利回りは約3.57%です。

市場情報では約3.56%と表示されており、表示時点や計算条件によって多少の差が生じます。

配当利回りは、株価に対して年間配当金がどの程度の割合になるかを示す指標です。

利回りが高いほど投資金額に対する配当収入は大きくなりますが、業績が悪化すれば減配される可能性もあります。

日本農薬の配当方針

日本農薬は、中期経営計画において累進配当を基本とし、配当性向40%を目安に配当を行う方針を掲げています。

累進配当とは、原則として配当を維持または増加させることを目指す考え方です。

配当収入を重視する投資家にとっては、確認しておきたいポイントです。

ただし、将来にわたる増配や配当維持が保証されているわけではありません。

6.配当金と株主優待を合わせた利回りをシミュレーション

それでは、日本農薬を100株保有した場合、配当金と株主優待を合わせてどの程度の還元が期待できるのでしょうか。

株価1,064円を基準に計算してみます。

項目金額
100株の購入金額106,400円
年間配当金(予想)3,800円
株主優待相当額1,760円
年間還元額の合計5,560円
配当利回り約3.57%
優待利回り約1.65%
総合利回り約5.23%

配当金と株主優待を合わせた総合利回りは、約5.23%となります。

10万円台の投資で、配当金とおこめ券の両方を狙える点は、日本農薬の魅力の一つです。

ただし、総合利回りは株価1,064円、年間配当38円、優待相当額1,760円という条件で計算した参考値です。

株価が変動すれば利回りも変わります。また、株主優待は現金ではないため、配当金と同じ価値で利用できるとは限りません。

株価の下落によって、配当金や優待の価値を上回る損失が生じる可能性もあります。

7.日本農薬の業績をチェック!成長は続いている?

株式投資では、株価や配当利回りだけでなく、会社の業績を確認することも重要です。

日本農薬の2026年3月期の業績を見てみましょう。

項目2025年3月期2026年3月期
売上高約999.7億円約1,118.2億円
営業利益約85.8億円約108.8億円
経常利益約70.9億円約105.3億円
純利益約23.6億円約72.3億円

※会社公表の連結決算資料を基に記載しています。

2026年3月期は、売上高が前期比11.9%増加し、営業利益も26.8%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も大きく増加しています。

海外での農薬販売が伸びたことなどが、業績を押し上げる要因となりました。

このように、直近の通期決算では増収増益を達成しています。

ただし、純利益は前期の水準が低かったこともあり、増加率が大きくなっています。単純に今後も同じペースで利益が伸びると考えるのではなく、継続的に利益を確保できるかを確認しましょう。

2027年3月期の業績にも注目

2027年3月期第1四半期決算では、売上高が前年同期比14.6%増、営業利益が34.1%増となりました。

通期業績の達成度や、今後の四半期決算で利益成長が続くかどうかは、投資判断における重要なポイントです。

次回の第2四半期決算発表は、2026年11月10日の予定です。

決算発表では、売上高や営業利益だけでなく、通期業績予想に変更があるかどうかも確認したいところです。

8.日本農薬の将来性は?今後の成長に期待できるポイント

日本農薬の将来性を考えるうえで、注目したいポイントを3つ紹介します。

① 世界の食料需要を支える事業

世界的な人口増加などを背景に、食料の安定供給は重要な課題となっています。

農作物を病害虫から守り、収穫量や品質を確保することは、農業において欠かせません。

こうした背景から、農薬は農業を支える重要な製品の一つです。

もちろん、食料需要が増えれば日本農薬の利益も必ず増えるというわけではありません。しかし、農業を支える技術を持つ企業として、中長期的な需要に注目する価値はあるでしょう。

② 海外事業の拡大

日本農薬は海外市場にも展開しています。

2026年3月期には、北米や欧州を中心に利益率の高い地域での販売が増加しました。

海外事業がさらに成長すれば、企業全体の収益力向上につながる可能性があります。

一方、為替変動や各国の農薬規制、現地企業との競争などには注意が必要です。

③ 研究開発による競争力の強化

農薬事業では、新しい製品の開発や既存製品の改良が重要です。

農薬の研究開発には時間や費用がかかりますが、優れた製品を生み出せれば、将来の収益源になる可能性があります。

日本農薬の研究開発活動や新製品の販売状況については、今後の決算資料などで継続的に確認したいところです。

9.日本農薬に投資するメリットと注意点

ここまでの内容を踏まえて、日本農薬に投資するメリットと注意点を整理します。

投資するメリット

メリット①:配当金と株主優待を両方狙える

100株保有した場合、年間配当38円の予想が実現すれば3,800円の配当金を受け取れます。さらに、おこめ券4枚という株主優待も魅力です。

メリット②:10万円台から投資を検討できる

2026年11月2日の株価を基準にすると、100株の購入金額は106,400円です。まとまった資金を用意しなくても、個別株への投資を検討できます。

メリット③:農業を支える事業を展開している

農薬は農作物の生産を支える重要な製品です。海外展開や研究開発による成長にも期待できます。

投資する際の注意点

注意点①:株価が下落する可能性がある

配当金や株主優待を受け取れても、株価が購入価格を下回れば損失が生じる可能性があります。

注意点②:業績によって配当金が変わる可能性がある

会社は累進配当を基本方針としていますが、将来の配当金が保証されているわけではありません。利益やキャッシュフローの状況を確認しましょう。

注意点③:農薬特有の事業リスクがある

農薬事業は、各国の規制、製品の開発状況、為替変動、農業環境などの影響を受けます。海外販売が好調でも、その状態が永続するとは限りません。

注意点④:株主優待の変更に注意する

株主優待制度は、会社の判断によって変更・廃止される可能性があります。優待だけを目的に購入する場合は、制度変更のリスクも理解しておきましょう。

10.日本農薬はNISAで購入するのもおすすめ?

日本農薬への投資を検討する際は、NISAの活用も選択肢になります。

NISAの成長投資枠では、一定の条件を満たす上場株式などに投資できます。

NISA口座で保有する対象株式の配当金や売却益は、所定の条件を満たせば非課税になります。

日本農薬のように配当金を受け取りながら長期保有を検討する銘柄では、税金の負担を抑えられることがメリットです。

ただし、国内上場株式の配当金をNISAで非課税にするには、配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」にする必要があります。

また、NISAで投資しても株価下落による損失がなくなるわけではありません。投資する前に、業績や財務状況を確認することが大切です。

11.日本農薬(4997)はどんな人に向いている?

日本農薬は、次のような方が検討できる銘柄です。

  • 配当金を受け取りながら株式を保有したい方
  • おこめ券など、実用的な株主優待に興味がある方
  • 10万円台から個別株への投資を始めたい方
  • 農業や食料供給を支える企業に投資したい方
  • 海外事業の成長や研究開発に注目している方

一方、株価の短期的な値上がりだけを狙う方や、元本割れを避けたい方は、投資のリスクを慎重に検討する必要があります。

特に、株主優待と配当金を合わせた総合利回りだけで判断せず、業績や財務状況、株価水準なども確認しましょう。

12.まとめ:日本農薬は配当金と株主優待に注目したい銘柄

今回は、日本農薬(4997)の株価、配当金、株主優待、業績、将来性について解説しました。

最後に、重要なポイントを整理します。

項目内容
株価1,064円(2026年11月2日終値)
100株の購入金額106,400円
年間配当予想1株当たり38円
100株の年間配当予想3,800円
株主優待おこめ券4枚
優待相当額1,760円
配当利回り約3.56%
総合利回り約5.23%
2026年3月期の業績増収増益

日本農薬は、農薬事業を中心に農業を支える企業です。

2026年3月期は増収増益となり、2027年3月期の年間配当予想は38円です。さらに、おこめ券がもらえる株主優待制度も導入されました。

株主優待と配当金を合わせた総合利回りは、今回の条件では約5.23%となります。

ただし、株価や業績は変動し、配当金や株主優待も将来にわたって保証されているわけではありません。

投資を検討する際は、最新の株価と決算情報を確認したうえで、自分の投資方針に合っているか判断しましょう。

配当金を重視しながら、日常生活で活用できる株主優待も受け取りたい方にとって、日本農薬はチェックしておきたい銘柄の一つです。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の株式の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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