「高配当株に投資したいけれど、銀行や商社以外にも魅力的な銘柄を探したい」
そんな人に注目してほしいのが、オリエンタルコンサルタンツホールディングス(2498)です。
オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、道路・河川・防災・交通などの社会インフラを支える建設コンサルタントを中心とした企業グループです。
さらに国内だけでなく、海外のインフラ整備にも事業を広げています。
そして同社の大きな魅力の一つが、長期的な増配実績です。
2026年9月期は年間配当130円が予想されており、2025年9月期の120円からさらに増配となる見込みです。これで長期的な増配傾向が続いています。(ダイヤモンド・オンライン)
この記事では、オリエンタルコンサルタンツホールディングスについて、株初心者にも分かりやすく徹底解説します。
オリエンタルコンサルタンツホールディングスとは?
オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、2006年に設立された企業です。
東証スタンダード市場に上場しており、証券コードは「2498」です。
会社の特徴を簡単に説明すると、
「道路や橋、河川、防災、都市など、社会に必要なインフラを企画・設計・管理する会社」
と考えると分かりやすいでしょう。
同社グループでは、企画・提案から計画、設計、建設監理、運営、保全まで幅広いサービスを提供しています。(オリエンタルコンサルタンツホールディングス)
2025年9月期の売上高は約953億円、従業員数は約3,635人となっており、決して小さな企業ではありません。(オリエンタルコンサルタンツホールディングス)
オリエンタルコンサルタンツHDの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | オリエンタルコンサルタンツホールディングス |
| 証券コード | 2498 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | サービス業 |
| 設立 | 2006年8月28日 |
| 決算月 | 9月 |
| 単元株 | 100株 |
| 2025年9月期売上高 | 約953億円 |
| 従業員数 | 約3,635人 |
| 2026年9月期配当予想 | 130円 |
| 株主優待 | QUOカード |
どんな事業をしている会社?
オリエンタルコンサルタンツHDを理解するためには、「建設会社」と「建設コンサルタント」の違いを知っておくと分かりやすいでしょう。
一般的なゼネコンが「実際に建物や道路などをつくる」仕事をするのに対して、建設コンサルタントは、
- どこに道路をつくるのか
- どんな橋にするのか
- 河川をどう整備するのか
- 災害にどう備えるのか
- 都市をどう発展させるのか
といった計画・設計・技術支援などを行います。
オリエンタルコンサルタンツHDは、こうした社会インフラ分野を幅広くカバーしています。
国内では、
インフラ整備・保全、水管理・保全、防災、交通、地方創生
を重点分野としています。
海外では、
海外総合事業、民間事業、スマートシティ開発、O&M、DX、事業投資
などを展開しています。(オリエンタルコンサルタンツホールディングス)
つまり、「道路だけ」「橋だけ」という会社ではなく、社会インフラを総合的に支える企業グループなのです。
オリエンタルコンサルタンツHDの現在の株価
2026年9月1日の取引時間中には、株価は3,200円台で推移しています。
同日12時54分時点では3,235円、前日終値は3,270円でした。
また、予想PERは約9.7倍、PBRは約1.23倍、予想配当利回りは約4.02%となっています。(トレーダーズ)
株価は日々変動するため、ブログ記事では、
「2026年9月1日時点」
など、基準日を明記しておくと読者にも親切です。
現在の株価を3,235円として100株購入すると、
3,235円 × 100株=323,500円
となります。
そのため、最低購入単位である100株なら、30万円台から投資できる銘柄です。
株式分割にも注目
オリエンタルコンサルタンツHDは、2025年10月1日に1株を2株にする株式分割を実施しました。
これは会社の価値が半分になったという意味ではありません。
例えば、分割前に100株を持っていた株主は、分割後には200株を保有することになります。
投資単位を引き下げ、投資家が購入しやすくすることなどが目的です。(オリエンタルコンサルタンツホールディングス)
株主優待についても、この株式分割に合わせて制度が変更されています。
オリエンタルコンサルタンツHDの配当金
この銘柄を語るうえで、ぜひ注目したいのが配当金です。
2026年9月期の年間配当は、
1株あたり130円
が予想されています。
2025年9月期は120円だったため、10円の増配となる予定です。(Yahoo!ファイナンス)
さらに過去の配当を見ると、
| 年度 | 1株配当 |
|---|---|
| 2021年9月期 | 25円 |
| 2022年9月期 | 36.25円 |
| 2023年9月期 | 50円 |
| 2024年9月期 | 87.5円 |
| 2025年9月期 | 120円 |
| 2026年9月期予想 | 130円 |
となっています。(スカウター)
ここ数年だけを見ても、配当金が大きく増えていることが分かります。
会社は配当について、過去の業績や今後の見通しなどを総合的に考慮し、配当性向40%程度を目安としています。(日本取引所グループ)
100株保有すると配当はいくら?
2026年9月期の配当予想130円で計算してみましょう。
130円 × 100株=13,000円
年間13,000円の配当金を受け取れる計算です。
仮に1,000株保有すれば、
130円 × 1,000株=130,000円
となります。
もちろん実際には税金がかかるため、手取り額はこれより少なくなります。
ただし、NISAの成長投資枠などを利用して条件を満たせば、配当金を非課税で受け取れる可能性があります。
株主優待はある?
オリエンタルコンサルタンツHDには、QUOカードの株主優待があります。
ただし、ここで重要なのが、
100株持っているだけでは優待対象にならない
という点です。
現在の優待制度では、200株以上を1年以上継続保有することが基本条件となっています。(Yahoo!ファイナンス)
現在の優待内容は以下の通りです。
| 保有株式数 | 1年以上 | 5年以上 |
|---|---|---|
| 200株以上 | QUOカード500円 | QUOカード500円 |
| 1,200株以上 | QUOカード3,000円 | QUOカード3,000円 |
| 2,000株以上 | QUOカード5,000円 | QUOカード10,000円 |
つまり、優待だけを目的にするのであれば、最低でも200株が必要です。
200株保有した場合の投資金額
株価を3,235円として計算すると、
3,235円 × 200株=647,000円
となります。
約64.7万円の投資資金が必要です。
そして年間配当は、
130円 × 200株=26,000円
です。
さらに株主優待としてQUOカード500円分を受け取れるため、
配当26,000円+QUOカード500円=26,500円相当
となります。
単純計算では、配当+優待による年間利回りは約4.1%です。
ただし、優待は長期保有条件があるため、購入直後から受け取れるとは限らない点には注意してください。
業績はどうなっている?
2026年9月期も業績は堅調です。
2026年9月期第3四半期累計では、
- 売上高:約737億円
- 営業利益:約57億円
- 経常利益:約63億円
- 親会社株主に帰属する純利益:約43億円
となり、前年同期比で増収増益となりました。(Yahoo!ファイナンス)
国内では防災・減災、道路、河川、港湾などの維持管理関連の需要があり、海外でもインフラ整備需要が続いています。
特に日本では、老朽化した道路や橋、河川などのインフラを維持・更新する必要があります。
さらに地震や豪雨などの自然災害への対策も重要です。
こうした社会的な課題は、建設コンサルタント企業にとって長期的な事業機会になる可能性があります。
オリエンタルコンサルタンツHDの将来性
同社は2030年に向けた中期経営計画を掲げています。
その中で、
「事業創造・拡大」
「人材確保・育成」
「基盤整備」
を基本方針として、事業の成長を目指しています。(オリエンタルコンサルタンツホールディングス)
特に注目したいのがDXです。
これまでの建設コンサルティングだけではなく、デジタル技術を活用してインフラの維持管理を効率化したり、都市や地域のデジタル化を進めたりすることで、新しい事業領域を狙っています。
海外についても、道路・鉄道・橋などのインフラ整備需要が期待されています。
そのため、
「日本のインフラ更新需要」+「海外インフラ需要」+「DX」
という3つの成長テーマを持っている点は、同社の魅力と言えるでしょう。
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オリエンタルコンサルタンツHDのメリット
ここまでの内容を整理すると、主なメリットは以下の通りです。
① 配当金が増えている
130円配当が実現すれば、長期的な増配傾向が続くことになります。
配当を重視する投資家にとって魅力的なポイントです。
② 配当利回りが約4%
2026年9月1日時点の株価水準では、予想配当利回りは約4%です。(Yahoo!ファイナンス)
高配当株を探している人にとって、チェックしておきたい水準です。
③ QUOカード優待がある
200株以上を1年以上保有することで、QUOカード500円分などを受け取れます。
④ 社会インフラという安定需要がある
道路、防災、河川、交通など、人々の生活に欠かせない分野が中心です。
⑤ 海外展開にも期待できる
国内だけでなく海外インフラ事業にも取り組んでいます。
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一方で注意したいポイント
もちろん、良いところばかりではありません。
まず、建設コンサルタント事業は公共事業の影響を受けます。
政府や自治体の公共投資が縮小すれば、受注環境が悪化する可能性があります。
また、海外事業では為替や現地情勢などの影響を受けるリスクがあります。
さらに、株価が上昇すれば配当利回りは低下します。
「高配当だから必ず買い」というわけではなく、株価と業績をセットで考えることが重要です。
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オリエンタルコンサルタンツHDはこんな人におすすめ
オリエンタルコンサルタンツHDは、次のような投資家と相性が良い銘柄と言えるでしょう。
・配当金を重視したい人
・長期保有を考えている人
・インフラ関連株に興味がある人
・QUOカード優待が好きな人
・日本の防災・インフラ更新需要に期待する人
・海外インフラ事業の成長にも期待したい人
特に、短期的な株価上昇だけを狙うというより、
「配当を受け取りながら長期的に保有する」
という投資スタイルとの相性を考えたい銘柄です。
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まとめ:オリエンタルコンサルタンツHDは「配当+インフラ成長」が魅力
オリエンタルコンサルタンツホールディングス(2498)は、道路・橋・河川・防災・交通など、私たちの生活に欠かせない社会インフラを支える企業グループです。
2026年9月期の配当は1株130円が予想されており、株価3,200円台では配当利回りが約4%となります。(Yahoo!ファイナンス)
さらに200株以上を1年以上保有するとQUOカード500円分などの株主優待もあります。(Yahoo!ファイナンス)
そして、
国内インフラの老朽化
↓
防災・減災需要
↓
海外インフラ需要
↓
DX・スマートシティ
↓
新しい事業領域への拡大
という成長ストーリーを描いていることもポイントです。
一方で、公共事業や海外事業などに伴うリスクもあります。
そのため、購入を検討する場合は「配当利回りが高いから」という理由だけではなく、今後の業績、受注高、配当方針、株価水準などを総合的に確認することが大切です。
「安定した社会インフラ需要を背景に、配当金を受け取りながら長期保有したい」
という人にとって、オリエンタルコンサルタンツホールディングスは一度チェックしておきたい銘柄と言えるでしょう。
